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Spectrum

2026.02.20

【お知らせ】BBバックボーン、コヒーレント技術採用の100G ZRトランシーバーを活用した長距離伝送の検証に成功

2026年2月20日
ビー・ビー・バックボーン株式会社

 

 

 

ビー・ビー・バックボーン株式会社(以下「BBバックボーン」、代表取締役社長兼CEO兼CISO:山本 直起、本社:東京都港区)は、シスコシステムズ合同会社(以下「シスコ」、社長執行役員:濱田 義之、本社:東京都港区)と共同で、BBバックボーンの波長貸しサービス「B³ Spectrum」と、シスコのトランシーバー「Cisco QSFP28 100G ZR」、「Cisco NCS 540 ルータ」を活用した長距離伝送の検証を行い、実用性を確認することができました。
今後、お客さまの利用形態に合わせたサービスの提供に向けて研究を推進していきます。

 

 

■背景

コヒーレント技術を採用した100G ZRの登場によって、トランスポンダーを介さず、低遅延・低消費電力で長距離伝送を可能にするIPoDWDM構成(※1)が拡大しています(図1)。
コヒーレント技術を採用したトランシーバーは、400G-ZR(OIF)及び400G-ZR+(OpenZR+)の標準化において本格的な実用化を迎えましたが、特筆すべきは、本技術が最新の400G環境のみならず、すでに広く普及しているQSFP28ポート搭載の既存ルータ上でもそのまま利点を享受できる点です。
この特徴により、既存資産を活用したシームレスなネットワーク環境移行が可能となります。
これを受け、このたびシスコ製のCisco QSFP28 100G ZRトランシーバーを活用し、BBバックボーンの波長貸しサービス「B³ Spectrum」を利用した長距離伝送の検証を行いました。本検証の結果、大規模な設備更新を待つことなく、既存のネットワーク資産を最大限に活用しながら100G ZRによるIPoDWDM構成を実現できる実用性を確認しました。

 

 

(図1)トランスポンダーを用いた構成とIPoDWDM構成

 

(※1)今回のIPoDWDM構成を支えるアーキテクチャーを、シスコでは「Routed Optical Networking(RON)」と呼称しており、IPと光の融合によるネットワークの簡素化と効率化を実現するソリューションです。今回のユースケース同様、本技術を活用することで、消費電力や設置面積の削減、運用の簡素化を可能にします。

 

 

■検証

この検証では、シスコの「Cisco QSFP28 100G ZR」と、Cisco NCS 540 ルータ「Cisco N540-ACC-SYS」を活用しています。 都内の商用ネットワーク環境上に、約300kmの伝送環境を構築し、実運用を想定し隣接波長が存在する環境下において伝送試験を行いました。
品質測定として、RFC2544試験(Frame Loss試験/Latency試験)、及び長時間のBER試験を実施し、加えてスペクトラムアナライザを用いて波形の確認を行い、隣接波長間干渉がなく安定した高品質な伝送が可能であることを確認しました。

 

 

(図2)Cisco QSFP28 100G ZR

 

「QSFP28 100G ZR」は、最新のCommon Management Interface Specification(CMIS)5.2管理インターフェイス仕様を採用し、コヒーレントCMISに準拠しています。ITU-T規格準拠のSC-FECとDP-DQPSK変調を活用することで、ルーターポートから単一波長の100Gトラフィックを直接伝送可能です。
最大消費電力は5.5Wと極めて低く、従来のトランスポンダーを用いた構成と比較して、消費電力と設置スペースの大幅な削減に寄与します。これにより、光増幅器がない構成で最大80km、光増幅器を組み合わせた構成では今回の検証において最大300kmの伝送を達成しました。このDCOモジュールはCバンド全体で波長調整が可能です。

 

 

(図3)Cisco N540-ACC-SYS (Cisco NCS 540 ルータ)

 

「Cisco N540-ACC-SYS」は1Uのルータであり、5GやIoTの普及に伴うトラフィック増大に対応するため、過酷な温度環境下でも設置可能な小型・低消費電力設計と、高度な自動化を実現する「Cisco IOS XR」を兼ね備えた、次世代サービスプロバイダー向けの集約型アクセスルータです。

 

 

■今後について

BBバックボーンは、専用線より安価な「B³ Spectrum」の強みを生かして、より多くのお客さまが効率よくかつコストを抑えながらネットワークの構築ができるように、引き続きユーザーファーストの開発・検証・提供を推進していきます。

 

 

■BBバックボーンについて
社名    :ビー・ビー・バックボーン株式会社(英文社名:BB Backbone Corp.)
本社所在地 :東京都港区海岸一丁目7番1号
代表者   :代表取締役社長兼CEO兼CISO 山本 直起
URL    :https://www.bbbackbone.co.jp/

 

 

■シスコについて
社名    :シスコシステムズ合同会社(英文社名:Cisco Systems G.K.)
本社所在地 :東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー
代表者   :社長執行役員 濱田 義之
URL    :https://www.cisco.com/c/ja_jp/index.html

 

 

■本件に関する問い合わせ先はこちら
ビー・ビー・バックボーン株式会社
TEL: 03-6889-1255
Email: b3-sales-team@g.bbbackbone.co.jp

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