導入事例

SG.GS PTE LTD.（以下、SG.GS）では、オール光ネットワーク(APN)※1技術を活用した大容量かつ低遅延のBBB Spectrum※2を自社バックボーン基盤として導入。

低コストで大容量／低遅延をかなえる最適なソリューション

昨今の東京メトロエリアにおけるダークファイバー市場では、継続的な芯線枯渇という問題があり、回線調達ができても迂回ルートばかりで回線利用料が高くなってしまうことしばしば。それに加え、回線開通までに4か月以上必要な場合も多く、満足のいくソリューションを導き出すのが困難でした。
このような状況の下、大容量通信と波長多重技術を活用したネットワーク構成でコストメリットも兼ね備えた、BBB Specturmのソリューション提案がありました。また、回線の開通納期も標準1.5ヶ月と、今必要な最適なソリューションだと感じました。

APN技術を活用したユースケース実現

BBB Spectrumは、50GHz／100GHz／400ZRのメニューから利用帯域に合わせて、メニューを選択することから始まり、トランスポンダーについてはユーザー側で準備する必要がありました。そこで課題となってくるのが提供される波長との相互接続性ですが、過去の相互接続検証資料を提供してもらい、実際に使用する機器の検証をサポートいただけたのも安心材料となり導入に至りました。

今回導入したBBB Spectrumにおいては、オンネットDC間は全区間完全冗長構成の構築が可能。オフネットDCへの延伸についても、種々様々なルートから設計可能です。また、24時間365日、監視体制も敷いており、常時、安定性の高いサービス品質を実現しています。

※1 オール光ネットワーク
通信ネットワークの全ての区間で、フォトニクス（光）ベースの技術を導入し、低消費電力、高品質・大容量、低遅延の伝送を実現する技術。

※2 BBB Spectrum
ファイバーに波長多重（WDM）技術を用いることで、1波長当たり100Gbps以上の伝送を可能にしたサービス。

BBB Spectrumの概要は、こちらをご覧ください。

https://www.bbbackbone.co.jp/spectrum/

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